【設計2308】希望とこじんまりの兼ね合い
2024年7月23日
もうすぐお引き渡しする新築案件にて、先日気密測定をしていただきました。C値は0.2でした。
せいちょーでは見慣れた数値ですが、気密測定の業者さん曰く、10件に1件あるかないかの性能値とのことでした。
この性能値が当たり前になる建築を望んでいます。
では、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、土地開発した3軒並びの一番奥なので旗竿地のようになっています。
北側道路で、周囲は家に囲まれています。
■ご家族情報
お施主様は20代ご夫婦と子ども2人で、ご要望は、車3台、内1台とバイクを格納するガレージ、夫婦別の寝室、とのことでした。
■設計・動線
1階に水廻りと夫婦それぞれの寝室、2階にLDK(13.5帖)とトイレ、屋根裏に子ども室を配置しました。
ガレージと家を行き来できるようにし、雨天でもシャッターを開けずに車やバイクをいじれます。
LDKはこじんまりとさせてベランダを大きく取りました。屋根勾配をいつもより急勾配にさせて、屋根裏に子ども室と収納を確保しました。
今回の土地のように狭い敷地で駐車3台分、そして4LDKを取るのはかなり窮屈ですが、個人的には好きです。
広いLDKや広い部屋に憧れる気持ちはわかりますが、予算のことや将来を考えてもやはりこじんまりとした家がいいのかもしれません。