【設計2409】広い敷地で賃貸を
2022年の夏、父親からとある相談を受けました。
「キッチンの勝手口に網戸をつけてほしい」と…
大阪にある僕の実家のキッチン勝手口にはなぜか網戸がありません。
普通ならロール網戸やらアコーディオン網戸などがありますが…
そして、建材屋さんやホームセンターで探すと予想以上にお高いものです。
それから日曜大工で作れないものかと試行錯誤して遂に完成して両親に引き渡しました。
大変喜んでくれて親孝行ができました。
結果的に内開きの網戸を設置しましたが、改めて建具は緻密で繊細だと実感しました。
では、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、都会から少し離れた郊外の一角にある東側道路の敷地です。
建蔽率60%容積率200%、道路の向かい側にはちょっとした森が拡がっています。
■ご家族情報
お施主様は社交的な性格の30代夫婦と子ども2人で、ご要望は、必要最低限の部屋数ということと延べ面積を30坪までに抑えてほしい、とのことでした。
そして、敷地が広いのでもう一軒建てて賃貸物件としたいとのことでした。
■設計・動線
母屋︰
1階にLDK(帖)と水廻り、2階に主寝室と子ども室を配置しました。
玄関に入るといきなりリビングの動線と玄関→パントリー→キッチンの動線を作りました。
キッチンはⅡ型とし、その近くに水廻りを配置しました。
トイレの扉がオープンに見えないよう収納や洗面で目隠ししました。
2階は小さいので各室を壁で仕切らず、本棚や収納などで仕切るようにしました。
離れ︰
玄関土間を広く取り、そこからLDKとしました。ダイニングテーブルとキッチンシンクを繋げて食事後の片付けを考慮しました。子供がダイニングテーブルで勉強して親は近くで見れますね!
2階は母屋と同様に、本棚や収納で仕切るようにしました。
今回の敷地では、お客様が住みながら副収入を得たいとのことで、ある程度広い土地を選ばれました。
人それぞれですが、何もせず勝手にお金を生み出せる仕組みを作れるのは、良い考えだと思います。
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