【設計2507】老後にゆとりのある暮らしを

■敷地
敷地は、車通りが多い郊外の一角で、東側道路です。

設計しやすそうに見えますが、なんとも言えない斜めの線があり、建築面積が制限されています。

■ご家族情報
今回のお住まいは、60代のご夫婦2人暮らしです。

老後をゆったり過ごすための終の住まいで、広い敷地を活かして、平屋を希望されています。

お施主様からのご要望は、
・服が多いため、主寝室の近くにウォークインクローゼットを設けたい

・茶道を嗜んでいるので、4畳半ほどの和室をつくりたい

・車は基本的に1台だが、子ども夫婦が来たときに停められるように駐車スペース計2台分欲しい

・生活動線を短くし、ゆったりと暮らせる間取りにしたい

というものでした。

■設計・動線
玄関土間と玄関ホールは、少し広めでゆったりとした空間を確保しました。
来客を迎える場としても、日常の出入りとしても落ち着いた印象を与えます。

 

玄関ホールからは、

・主寝室へ向かう動線

・LDKへつながる動線
の2つを設け、生活シーンに合わせて動きやすい設計にしました。

 

さらに、
玄関ホール → 主寝室 → ウォークインクローゼット → 洗面脱衣室 → キッチン → LDK
といった回遊動線を採用。
家の中をぐるりと回れることで、移動のしやすさと家事の効率がぐっと高まります。

 

LDKからは南側に和室を配置し、日当たりの良い場所でお茶を楽しめるようにしました。
水廻りは北西側にまとめ、給排水の効率とメンテナンス性を意識しています。

 

また、リビングからは南東の庭を望む設計とし、
日中のやわらかな光が室内に差し込むようにしました。

 

外観は、三寸勾配の大屋根をどっしりと構え、
落ち着きと重厚感のある佇まいに。
広い敷地にふさわしい、風格ある平屋となりました。

■よろしければ、以上のブログに関してのご連絡は、以下のURLからご連絡ください!
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Nがく
  • Nがく
  • せいちょーの設計管理として働いています
    図面やスケッチはおまかせあれ!
    今後のお住まいでなにかのヒントになればと思い、毎月更新して参ります!!

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