【設計2509】老後の家は小さくていい

こんにちは!
最近、ちょっとした趣味で“服の解体”をしてましてね。
いらなくなった服をほどいて、家用の半ズボンを作ろうと思ってるんです。
これが意外と楽しくてね。一本一本、糸を抜いていくと、
「へぇ〜、ここはこんな縫い方してたんか」と発見がある。
布を一枚ずつ観察してると、
「この形って、どんな考えで切り出されたんやろ」って思うんです。
なんか建物の設計と似てる気がしますね。
一見“解体”やけど、それは次の“組み立て”のための工程。
そう思うと、服づくりも家づくりもおんなじもんやなぁと思います。
さて、そんな話をしながら、
今回も【設計】に視点を置いてブログを始めていきましょう。
■敷地
敷地は、住宅街の角地で、南側と西側の二方向道路です。
■ご家族情報
今回のご家族は、50代後半のご夫婦おふたり暮らし。
お子さんも独立されて、これからは自分たちのペースで過ごせる“終の棲家”を計画されています。仕事や子育てが一段落し、ゆっくりとした時間を大切にしたい――そんな思いから生まれた住まいです。
お施主様からのご要望は、
小さくてもいいから、くつろげる畳スペースを取り入れたいというご希望がありました。
「和室」として独立した部屋ではなく、LDKの中で自然に畳のある空間を設け、ゆったり腰を下ろせるように。
また、屋外には洗濯物を干せる物干しスペースを確保し、日常の家事動線も快適にしたいというのがポイントです。
■設計・動線
今回のプランは、西側・南側の二方向道路に面した敷地を想定した住まいです。
玄関までのアプローチはスロープとし、段差をできるだけ抑えて、将来的にも安心して暮らせるように設計しました。
玄関を入ると右手にシューズクロークを配置。
玄関ホールからは、パントリー・LDK・トイレ・洗面脱衣室・寝室へとつながる動線を確保しています。
動線の交差を抑えつつ、生活の流れがスムーズになるよう工夫しています。
寝室は北東側に設け、朝日を感じながら一日を始められるようにしました。
LDKとの間にしっかりとした区切りを設けることで、生活空間と休息空間を分け、プライベート性を高めています。
水廻りは北東側にまとめ、洗面脱衣室から直接屋外スペースへ出られる動線を設けています。
洗濯やゴミ出しなど、毎日の家事を効率的にこなせる間取りです。
また、買い物帰りの動線にも配慮し、玄関ホールからパントリー、キッチンへとスムーズにアクセスできるようにしました。
LDK内には小上がりの畳コーナーを設け、くつろぎの場としても使えるスペースに。
外観は横に伸びるような構成で、アプローチ側を切妻屋根の平側にデザイン。
重心を低く抑えたことで、落ち着きと安定感のある印象に仕上げています。
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