【設計2306】鰻の寝床は非常に難しい
2024年6月7日
2024年7月10日
僕は祖母と接しているときに、「僕は今、祖母にどれだけのことをしてあげられるのか」ということをよく考えます。 当たり前ですが、人はいつか亡くなってしまいます。大好きな大好きな家族は僕にとって何にも代えがたい存在です。そんなことは当たり前のことで、祖母はまだまだ元気ですが、いなくなる前に、僕が祖母といる中で後悔のないようにおばあちゃん孝行していきます。
では、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、駅から近い市街地にある間口が狭く奥行が長いいわゆる鰻の寝床です。
南側道路で、周囲は家に囲まれています。
■ご家族情報
お施主様は20代ご夫婦と子ども2人で、ご要望は、車2台、とのことでした。
■設計・動線
1階に水廻りとLDK(16帖)、2階に子ども室と主寝室を配置しました。
アプローチを蛇行させた空間に植栽を配置して、道路から玄関扉を見えにくくさせました。
リビング→ダイニング→キッチンの順番に配置させ、キッチンと洗面脱衣室の家事動線から北側の屋外物干し場へと繋がります。
2階にて、子供室は南側に、寝室は北側に配置しました。
道路からの見た目を考え、大屋根・下屋根共に道路側に流しました。
今回の土地のように鰻の寝床での駐車計画は難しいです。縦列駐車にすれば後ろの車が出しにくいですし、横列にすれば、アプローチが狭くなります。
どちらを優先させるのか、どうしたら住む人が豊かになるのか、めちゃくちゃ考えていきます。