【設計2309】家の居場所
2024年8月15日
近々家族と旅行をかんがえているところで、両親と小豆島にいく計画を立てています。暖かくなる時期ですし、親孝行ということで行ってきます!
では、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、畑に囲まれている郊外にある鰻の寝床です。
西側道路で間口が5.5m程度なので、駐車とアプローチが厳しいです。
■ご家族情報
お施主様は30代ご夫婦と子ども2人で、ご要望は、バイクのガレージ、車2台、広い玄関土間とのことでした。
■設計・動線
1階に水廻りと寝室とパントリー、2階にLDK(17.5帖)、ロフトに子ども室を配置しました。
玄関土間とガレージと玄関ホールを三方繋げました。LDKでのダイニング空間が取れないので、キッチンシンクとダイニングテーブルを繋げてアイランドにし、子どもがご飯を食べていたり宿題をしていても、台所作業ができます。リビングでのテレビボード、ベランダに上がる段差、階段へと段差を一段上げて、ソファは一つですが、L字ソファのように使い勝手が増して、居場所ができます。ロフトの子ども室は個室とせず、オープンにしました。
今回のような鰻の寝床の敷地に限らず、道路から見たの外観は考慮するべきだと思います。建築的には道路めいっぱいに建てることは可能ですが、その土地景観には配慮すべきですね。
ということで、屋根の流れ方向を道路側にしました。逆にしてしまうと壁がそびえ立ってしまい、待ち行く人に圧迫感を与えてしまいますね。