【設計2410】誰のための家なのか
最近、ちらほらとこの設計ブログを見ているとのことを聞きます。拙い文章ですが、目を通していただきありがとうございます。
僕の友人もその一人なのですが、先日、遊びがてらドライブで灯台を見に行きました。
その灯台へは何度も行ってますが、いつ見てもきれいでおもしろいです。眼下に広がる海の水平線を見て、癒やされてます。
いつも社会に揉まれながら働いているので、気持ちをリセットさせるにはうってつけの場所です(笑)
では、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、都会から少し離れた郊外の一角にある東側道路の敷地です。
建蔽率60%容積率200%、近くに幹線道路が通っています。
■ご家族情報
お施主様は60代夫婦のみで、ご要望は、終の棲家なので、必要最低限の坪数で抑えてほしい、屋内ガレージ、家庭菜園がしたい、屋外と屋内に物干し場がほしい、とのことでした。
■設計・動線
平屋建てにしてLDK(帖)と水廻りと主寝室を配置しました。
玄関に入るといきなりリビングとして、玄関土間を通り土間のようにし、その先に屋内ガレージを配置しました。
玄関土間にテレビを設置して、リビングと一体となるような空間にしました。
キッチンに勝手口を設けることで、屋外物干しへの動線と家庭菜園で採った野菜などをキッチンにすぐ運べるようにしました。
キッチンの奥にパントリーを配置して、そこに冷蔵庫も隠しました。
車好きなお客様だったので、LDKから見れるように窓を設けました。
車で敷地に入ってくるときに、どちらからでも入れるよう2方向の入り口とし、建物が丸見えにならないよう、真ん中に植栽を植えました。
お客様の中で「客間がほしい」や「お客さんが訪問されると家の中が丸見えになるので、玄関ホールがほしい」などの要望がありますが、なんだかお客さんのために家を建てているように聞こえてなりません。
なので、今回のような間取りを設計してみました。
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