【設計2501】片流れの弱点
兄弟から突然連絡がきました。
その連絡が「独立開業するので、屋号だけでは物足りないので、ロゴマークを作ってほしい」とのことでした。
以前にも作ったことがあり、二つ返事で了承しました。
屋号が温和で柔らかい名前だったので、パッと見てかわいい風に考えてみました。
始めは手描きで、ある程度決まったらパソコンで描くという手法で、連絡の取りあいで、のべ17案にして、ようやく決定しました。
屋号のフォントなど細部に至る打合せをしたので、本人も喜んでくれて満足できました。
そのお礼として、家族でお寿司を作って食べました!
非常に美味しく楽しい時間でした(*^_^*)
では、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、開発された新興住宅地の一角にある西側と北側に道路がある二方向道路で角地の敷地です。
建蔽率60%容積率200%、北東側から南西側へかけて高低差がある敷地です。
■ご家族情報
お施主様は20代夫婦と子ども二人で、ご要望は、1階に屋外物干しスペースがほしい、書斎がほしい、車四台分の駐車スペース、とのことでした。
■設計・動線
1階にLDKと水廻り、2階に主寝室と子ども室と書斎を配置しました。
まず敷地内高低差をアプローチで解消しました。
玄関ホールから洗濯脱衣室やLDKへの動線を作り、LDK→洗面→屋外物干しスペースの動線を作りました。
2階ではホール兼書斎として、外を見ながら読書ができます。
寝室はプライベートの空間なので、書斎→WIC→主寝室の動線として、わざわざWICに行って着替える手間を動線の一部に取り入れました。
今回の屋根は、西へ流れる片流れ屋根としました。
普段の設計でなかなか片流れ屋根はしないのですが、今回は見栄えを考慮して計画しました。
道路からの見栄えで、上へ高くするのではなく、横への拡がりを意識して重心を下げることでカッコよく見えると僕は思います。
ただ、片流れ屋根にすると、水上側の外壁面が物凄く高くなるので、そちら側から見たらのっぺりしていてダサく見える傾向にあります。
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