【設計2301】3階建ての難しさ
2023年2月3日
2023年8月29日
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
年末年始は祖母の家と実家に帰りました。祖母も両親も相変わらずで、日常を満喫して過ごしました。
では本年一回目、[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、市街地の一角です。
西側と北側に道路がある角地のような旗竿地で、建蔽率60%容積率300%という敷地です。
■ご家族情報
そんな敷地にお住まい予定のご家族は、20代のご夫婦と子ども2人です。
お施主様からのご要望は、駐車スペース2台、とのことでした。
■設計・動線
1階に水廻りと主寝室、2階にLDK、3階に子ども室2室を配置しました。
家に帰ると玄関ホールにコート掛けが並んでおりそのままお風呂へ直行できます。
2階に上がるとLDKが広がっており中心に収納を設け、回遊できるようにしました。
3階には子ども室2つがあり、ホールには勉強スペースを設けました。
各階にトイレを配置し、南東に景色の抜けを作りたかったので、各階に大きい開口を設けました。
3階建ての設計は、2階建ての設計と比べて格段に難しくなります。
その一番の理由としては、構造計算です。
2階建ての構造計算は一般の建築士でもできますが、3階建ては専門の建築士に委託することが多々あります。
3階建ては生活もしにくくなりますし、温熱環境も悪くなりますし、あまり設計しないですね(笑)