【設計2302】旗竿地は趣深い?!
2024年3月14日
2024年4月16日
ご無沙汰しております!
久々の設計ブログ更新で、ドキドキしております
2023年は一度だけの更新で、仕事三昧であっという間でした。
いろいろ話したいことは山ほどありますが、ひとまず[設計]に視点をおいてブログを更新していきましょう!
■敷地
敷地は、市街地の一角です。
北側から長く伸びた道の先にある旗竿地で、建蔽率60%容積率200%という敷地です。
長細い1つの大きな敷地を3区画に分けたので、旗竿地になったのでしょうね。
※旗竿地とは、道路に接している出入り口部分が細長くなっていて、その奥にまとまった敷地がある土地のことを指します。
竿につけた旗のような形状をしていることから、旗竿地と呼ばれています。
■ご家族情報
そんな敷地にお住まい予定のご家族は、30代のご夫婦と子ども2人です。
お施主様からのご要望は、駐車スペース1台、ご夫婦の趣味が読書、とのことでした。
■設計・動線
1階に水廻りとLDK(15帖)、2階に主寝室と書斎と子ども室2室、を配置しました。
家に帰るとすぐ手洗いができる『ただいま手洗い』が最近よく増えています。
家事動線のためにキッチンと洗面脱衣室を近く、階段下収納も脱衣室からアクセスできます。
2階に上がるとホール空間の北側にオープンな書斎を設けています。絵描きさんなどのアトリエや書斎は一日中安定した光が欲しい人が多いので、同じようにしました。
旗竿地での設計は、周囲が家に囲まれていて採光や眺望が望めないことが多いので、どうにか工夫する必要があります。しかし、比較的安価な土地になるので、買い手さん次第ですね。
我々設計士からしても少々難題にはなりますが、私はそこがまた醍醐味で、腕が鳴るところでもあります(笑)
ではまた、次回!