気密測定するべきです❗️知らないではすまない一生涯の光熱費の差
気密測定なんか聞いたことないと言われる方は多いと思います。
気密測定とは、家に隙間がどれだけあるのかを調べるために測定器で測ることなんです。
知っておられる方は少ないかもしれませんが、これから家を建てようとしている方は知っておかないと一生涯後悔することになります。
はっきりと言いますが、気密測定をしていない家と、している家では一生涯の光熱費にかなりの差がでます。
どれぐらいでるのかは、その数値によりますが、たいがいの家は気密測定しても測定不能とでます。
大手ハウスメーカーでさえも数社しか実施しておらず、過去の平均値でセールストークに盛り込んでいるみたいです。
せっかく家を建てるのに、一生涯にかかる光熱費を垂れ流しますか❓
そうならない為にも、気密測定の重要性と、気密についてお伝えしたいと思います。
気密と断熱はどちらが大切❓
ズバリ❗️気密だと言い切れます。
なんで?と思われるでしょう。
『うちの断熱の仕様はこうです。どうだ〜』みたいな建築会社さんもおられたり
『うちは全館機械で空調してますので年中快適』みたいなハウスメーカーもおられたり
それはそれで批判もしませんが、『うちの気密性能は◯◯◯◯です』という会社は少ないですよね。
断熱の仕様は選べますが、気密は基本であり不動のものだと思うのです。
なぜそう思うのかをお伝えします。
気密ラインを知ろう
家の外で気密ラインをとるのと、家の内でとる方法があります。
両方とればいいんですが一般的には外が多いように思います。
気密ラインを簡単に説明すると、外気の影響をうける面のラインです。
簡単すぎますが、よーは壁、屋根・天井、基礎・床といったように外気温や外の環境により影響をうける部分を言います。
気密測定のタイミングは
・断熱材を施工する前
・完成引き渡し前
に行うのが普通ですが、気密測定には1回約5万円くらい必要で、2回行えば10万くらいかかりますので、断熱材を施工する前がいいではないかと思います。
その理由は、引き渡し前なんかは測定結果が悪かっても後戻りできないからです。
断熱材を施工する前なら、測定結果をもとにその隙間をなくす処理ができるからです。
ほとんどの場合は、2回測定を行なっても数値的にはあまり変化がない言われています。
タイミングは断熱材を施工する前と、もう一つは室内の電気や空調、水道工事も完了して測定することが大切であります。
望ましい気密測定の数値は
気密はC値で表されます。
望ましい気密性能はC=1.0以下と言われています。
世間では気密合戦がされているようですが、C値0.1とかならレンジフードや建具に不具合が生じるようです。
C値1.0から0.5くらいがベストなんじゃないかなと思います。
まとめ
いくらよい性能の断熱材が施工されていても、家のあちこちに隙間があればその性能は発揮できません。
ハウスメーカーや工務店を選ぶときは、必ず聞いてほしいです。
『あなたの家の気密性能はおいくら❓』ですか
これに答えられなければ、微妙〜です。
過去の数値を引っ張りだし平均で〜なんかはありえない。
同じ家を、同じ職人さんによって工場生産並みに立つのであれば知りませんが、注文住宅ならばそうはいかない。
形状も違うし、人も違う。
気密測定不能と気密がしっかりと施工され、しっかりと断熱されている家では、一生涯の家の光熱費は一年で10万円以上違うとも言われたりしています。
住宅ローン30年だったら、300万も損をすることになります。
そこまではいかないかもですが、しっかりとした事を知ることが、光熱費の垂れ流しせずにすみます。
気密測定は嘘をつかない。
よい家を建ててください❗️ありがとうございました。