窯業系サイディングで後悔した‼︎ 繰り返す外壁メンテの真実をお伝えします
多くの住宅の外壁に使われている窯業系サイディング。
新築住宅の約7割にサイディングが採用されています。
新興住宅街に行くと、ほとんどがこのサイディングと呼ばれる外壁の家が多いですね。
しかし、夢のマイホーム新築から10数年たつと、ほとんどの人が後悔したはと言われます。
何故なんでしょうね?
なんで後悔されたのかを聞いていくうちに真実が明らかになってきました。
よく質問をされる内容もふまえて考えていきたいと思います。
先ずはサイディングてどうゆう外壁材なのかを知りましょう。
窯業系サイディングとは?
窯業系サイディングとは、セメントに繊維質を混ぜ、板状に形成にして、表面を塗装した外壁材です。
レンガ調であったり、タイル調、またはシンプルなものまで、バリエーションが豊富なのも特徴ではないかなと思います。
窯業系サイディングのメリットとデメリットとは?
メリットは?
なんと言ってもバリエーションが豊富であり、気に入った家の雰囲気を手に入れることができます。
他の外壁仕上げと比べても安価であるのも選ばれる理由かと思います。
工事も専門業者が施工されるので、その精度も安定していて、工事日数も短縮出来るのもメリットの一つです。
最近ではメーカーさんもサイディングの塗膜10年保障や、目地のないスッキリとしたものまで登場して、研究を繰り返しておられるよう
でメーカーが競い合ってその強みを主張しています。
また、サイディングとはで説明したように、セメントに繊維を混ぜてつくられているので、防火性能も備えているようです。
ではデメリットはあるの?かをみていきましょう。
デメリットは?
はじめにお伝えします。
後悔されてる人が圧倒的に多い❗️現実があります
その内容はこうです。
●家族で話し合いタイル柄のサイディングを選びました。10年くらいまではあまり意識しなかったけど、タイル
・柄が薄くなってきて苔も 生えるようになった。
・塗装の塗膜がとんでサイディングが水を含んでいる
●壁と壁のつなぎ目に隙間ができているのを発見しました。何か細いゴム状のものが取れていたり、そのゴムがひび割
れている。
・板と板の境目のシーリングというもので、通常は弾力性がありますが劣化して硬化している。その隙間から雨水の侵入が心配され
ます。
・早めの処置が必要です。
●子ども達が外壁を触ると手に白いものがつき、洋服が汚れます。
・チョーキング現象といい、メンテの時期ですよという信号です。
・早めの処置が必要です。
●お気に入りのレンガ柄を選んだのに、10年後のメンテにはまったく違うようになるのね。
・日射などにより柄がとんでいる可能性があります。クリア塗装という方法もありますが、クリア塗装は期待できる対応年数は短いと
聞いたことがあります。ですので単色で塗装されることが多いですね。
まとめ
このように後悔されている人が多いのが現実にはあります。
しかし、これも好きな人は好きでありますし、コスト的に選ばれることが多いように思います。
サイディングの目地にシーリングが施工されていますが、耐用年数は7年くらいとも聞きます。
ですので、塗装の塗膜が15年としても、シーリングとの耐用年数との誤差も、後悔されている原因かなと思います。
だいたいは同じタイミングでのメンテとなりますので、継ぎ目からの雨水の侵入のリスクはあるのかなとも思います。
よく言われるサイディングのメンテナンスは10年から15年に一度しなければいけない。
このことを業者から聞かされていたら選んでなかったと言われる人もいます。
繰り返さなければいけないメンテ費用もしっかりと考えていきたいですね。
また他の外壁についてもお伝えしていけたらと思います。