子どもが成長しやすい家庭をつくるために
親も守る我が家のルールを決める
社会にはルールが必要です。
家庭は子どもにとって一番身近な社会となりますので、ここでもルールを決める必要があります。家族が守るべきルールを決め習慣をつけなくてはなりません。
たいていの家庭ではいつのまにか無意識のうちにルールが決まっています。
できれば子どもにはルールを明示してあげて下さい。毎回の気分、状況で注意したりしなかったりではいけないのです。
子どもが納得できるようにいつも守るべきルールを決めます。そして、親にもルールを決めます。
子どもだけに守らすのではなく親も一緒に守ることが大切です。
うちはうち、よそはよそ
大切なのは、うちはうち、よそはよそ、ということです。
「友達のAちゃんは、こうなのに・・・・」
と子どもは必ず言いますが、他の家に自分の家のルールを合わせることはしないでください。
うちはうちと教えてあげましょう。親に考えをきちんと子どもに伝えてあげてください。
たとえば、朝必ず挨拶をするということ。どんなに機嫌がが悪くても、前の日にケンカをしても、必ず
「おはよう」
と言う。ルールとして決めてしまいます。朝起きる時間や、寝る時間、朝食は必ず食べる。など、家庭で大切なルールを決めます。
「お父さん、お母さんは7時くらいがいいと思っているのでそうしてほしい」
と親の考えを伝えてください。
ルールを守らなかったら
子どもがルールを守らなかったら、どうして守らなくてはいけないかを説明します。
「朝ご飯をしっかり食べると、朝からいっぱい動けるからしっかりと食べることが大切なんだよ」
と、説明してあげます。
ルールを破ったからといって、ペナルティを与えるのではなく、ルールを守ることの意義を説明してあげるのです。
子ども自身でルールを決める
子どもにルールを決めさせることも大切です。たとえば、夏休みにはどれくらい勉強するか。親が聞いてあげてください。
「1日1時間勉強する」
と子どもが自分で決めたら、親が強制的に言うよりも守るものです。守らなかったらもう一度、なぜ守れないのか、守ることがなぜ大切なのかを説明してあげましょう。
まとめ
きちんと納得できる我が家のルールを決めて、守らなかったら説明してあげましょう