小学2年生のやる気は、親の励まし方次第で変わる
あなたは子どもに対して「やる気を出してほしい」と思ったことはありますか?
好きなことにはとことん集中するのに、他のことはからっきし。
そんな様子にもどかしい気持ちになったことはないでしょうか。
私がたどり着いた方法は「子ども本人に登る山(目的、目標)を決めてもらうでした。
子どもの未来は、親と子どもがともに歩む毎日から作られます。
親が一方的に決めたり、子どもに丸投げしたりではおそらく悲惨な未来になってしまうでしょう。
子どもは毎日登る山を決め、親は毎日それを確認する。義務感ではなく楽しんで続ける。
そうすれば親子の毎日は今より良くなります。
親である以上、子どもに怒ることはいつでもできます。しかし、よくよく考えてみると「怒り」は私たちの感情であり、その根源は親のエゴに深く関わっているのではないかと思います。
感情のままに行動に移して怒るのではなく、子どもがどう感じどう思うかを考えながら・・・そう心がけると感情的な「怒る」は建設的な「叱る」に変わります。
そうすると楽しかったことはもちろん、できなかったことも言ってくれます。
そんな時は「出来ないことを出来ないままにするとどうなる?今日出来なかったことは、ひとつでもいいから明日は出来るように頑張ろう。お父さんは応援するよ」と伝えます。
子どもは笑顔で「わかった」と答えてくれます。
人には向き不向きがありますので、すべてうまくいく訳ではありません。ですが
「親が自分を認めてくれている」「自分のチャレンジを親が応援してくれている」
という事実は、子どもにとって励みになります。
私は、息子が登校する前に「今日はひとつでも楽しかったこと、頑張ることを探しておいで」と言うようにしています。
息子が帰宅したら、一緒にお風呂に入り今日がどんな一日だったかを聞くようにしています。
すると、子どもは「お父さん、今日は体育の授業で50メートル走一番になったよ」
「昼休みのドッジボールが楽しかった」と、その日の出来事やその時の気持ちを言ってくれます。
私は子どもの頃の自分を思い出したり、子どもの立場になったつもりで考えたりすることで「親に認められたい」と言う気持ち、いわゆる承認欲求の存在に気づきました。承認とは子どもと話し合い傾聴し、支援し、励ますこと。そしてそれを満たせるものは、親が子どもと話し合ったり、子どもの言うことに耳を傾けたり、励ましたり、支援することだと思います。