断熱化で健康になれる❗️大切にすべき事を言います
高断熱、高気密住宅という言葉を一度は聞かれたことがあると思います。
高断熱、高気密化が、住まわれているご家族にとってどんな幸せを届けるのか❓を私の体験をもとにお伝え出来たらなと思います。
祖母と私
私は祖母っ子でして、小さな頃は祖母に育てられました。
両親が共働きでしたので、いつも保育所や具合が悪くなると病院、全て祖母にお世話になりました。
保育所なんかは、片道1時間もかけて自転車に乗せてもらい、近所の人に挨拶されながら通わせてもらいました。
この歳になっても、祖母の汗の匂いや自転車から見える風景を、なんとなく覚えています。
そうして育ったわけですが、我が家の一大イベントが計画されようとしていました。
家の建て替え計画
昔ながらの屑や葺きの家で育ちました。
屑や葺きとは、茅葺の屋根をトタンんでおおった造りで、トタンでおおう前は茅葺屋根で、茅の補修や葺き替えに職人さんがきていたことも覚えています。
トイレも家の外にあり、真冬なんかはトイレに行くのが命懸けでした。
雪降りなんかはよく転びました💧
ちょうど15年前、祖母が83歳の時、家も100年を超えていたので家の建て替えの計画が浮上して事が進んでいきました。
新築する上で大切にしたこと
・外にトイレはつくらない
・茅葺の家は夏は涼しかったけど、冬は寒い。だから暑くもなく寒くもない家にしたい
・工業化製品を使用しない健康的な家
・家族の部屋をつくる
・祖母が幸せに暮らせる家
こんな感じで計画が進んでいきました。
特に家族が大切にしたのは、祖母が安心して暮らせる家でした。
両親も祖母には感謝していましたし、私も兄も世話になった気持ちが大きかったので、何としても
大切に想う事を現実化すると意気込みました。
こうして、新築工事が着工されました。
高断熱、高気密の家を手に入れる
まだまだ私の住む地域では、高断熱・高気密の家なんかは知られていなかった。
今でこそ、当たり前になりましたが当時は珍しかったですね。
新築で家族が大切にしたことを叶えることができました。祖母も外にトイレに行かなくてよいようになり
また部屋のすぐそばにトイレをつくりました。祖母基準の家と言ってもおかしくないなと家族で話していました。
そんな時、事件が起こりました。
脳梗塞で入院
祖母が脳梗塞になり入院することになりました。発見が早かったので後遺症もあまり残らずに1ヶ月くらいで退院することが出来て
元気に家に帰ってきました。
もし以前の家だったなら、祖母の部屋はリビングから離れていたので発見が遅れていたかもと思うと、家の間取りって大事やなと思いまし
た。新しい家はLDKから祖母の部屋はすぐにあります。
明らかになった祖母の健康
高断熱、高気密の家で住み始めて、明らかに祖母の体調が良くなりました。
以前の家では、私もそうでしたが冬になると必ず風邪をひいていました。
しかし、この家に住んでからというもの風邪をひかなくなったのです。
祖母に関しは、脳梗塞をその後も繰り返したんですが、心配していた合併症も風邪をひかないのでそのリスクもありませんでした。
以前に増して元気になっている祖母と暮らしていると、家族みんなほんまに幸せな気持ちになりました。
まとめ
高断熱、高気密の家
体験したからこそ言い切れます。
・高断熱、高気密の家は今後は必要である
・風邪もひかなくなる(これは個人差があり、私の体験よりです)
・家の間取りは家族の気配や顔が見えるつくりにする
・大切な人を守れる
色んな意見もあると思いますが、田舎では家の隙間がなくなれば息苦しいとか言う人も未だにいます。
いつ起こるかわからない家でのリスク回避には、暖かい、暑くない家、環境が必要であります。
私の体験と気持ちが、多くのこれから家を手に入れる人に届けば幸いです。